2012年06月14日

週末メトバロ無双と作曲小話

先週末のメトバロTV放送無双たまらんかったです。
自分以上に家族がテンション上がってました。
親に心配かけがちな職種なのでこういうときなんかほっこりします。
いやあ良かった...とりわけ新堂本兄弟は番組の内容的にもかなり楽しませていただきましたw
最後のライブ演奏、武田さんのサックスが差し込まれるアレンジやゴージャスなコーラス隊が印象的でした!
オリコンでもTIME SPACE EPはウィークリー3位だそうで、非常に喜ばしく思っております。やっぱ水樹さんすげえ...
聴いてくださっているみなさんには頭が上がりません...ほんとうにありがとうございます。

ここでちょいとばかし作曲したときの話をば。
今回の楽曲コンペに応募する際、TVシリーズの続編である今作、自分が視聴者の立場になったときにどんな曲が流れたら気持ちよく映画とセットで楽しめるだろうかという点を重視しながら作曲をしました。
TV版での主題歌はOPがDustzさんのSpiral、EDが水樹さんの純潔パラドックス。どちらも素晴らしい楽曲でありつつ、その2曲はまさしく「洋」と「和」の対になっているように感じました。
映画の主題歌担当は水樹さん、という時点で、ファン的には純パラっぽい妖艶な和ロックを予想するんじゃないかなと考える中、自分としてはOPのSpiralの流れも汲みたいなと思いました。
というのも、TVではOPとEDと分かれている分、それぞれにはっきりとした役割を持たせても良かったわけですが、映画の場合はエンドロールで流れるのみ、その上番宣でも用いられる可能性が高いとあれば、OP的なニオイも含んだ楽曲である必要があると考えたのです。
さあ、そんなわけで和洋折衷しつつBLOOD-Cと水樹奈々さんのイメージに寄せた楽曲作りの始まりです。
イントロ部分はまさしく曲のオープニング、ここには早速Spiralの要素を入れます。
具体的には現代的な4つ打ちリズムの上にWMから始まるセツナ系のコード進行で展開させてくかんじですね。(しかしながら決め所にはドミナント要素を強めに出して水樹さんの歌謡チックな楽曲の色を挿入)
お次にAメロ、ここではちょっとばかしジャジーなコード進行(元ネタはボサノバですが)を登場させ、メロディをねじくれさせてBLOOD-Cの作品世界観を演出しました。個人的にいちばんBLODD-Cっぽい色が出てるのはAメロだと思っています。
Bメロ、普段の自分の歌モノ作曲スタイルだとBメロでこそいちばんひねくれるんですが、今回はAメロで安定したリズムの中をメロひねらせて攻めていたので、バランスをとるべくリズムを勢いづけつつコードはシンプルに。そして登場!サビ前で純潔パラドックスオマージュ!!
そう、ここものすごく綿密に作戦立てたポイントなんです。
TV版BLOOD-Cにおける小夜ちゃんは最初記憶を失っており、物語が進むにつれ断片的に、フラッシュバックするように記憶がもどりつつありました。後半に盛り上がりをみせてくるあの演出、あれをどうにか曲に入れてみたいと思ったのです。その結果があの純潔パラドックスサビ前オマージュです。
サビ前で「ん!?これ聞き覚えあるぞ!」と思わせつつ、サビでは全く違うメロディ。「あれ?今の感覚なんだ!?」というデジャヴのような感覚を覚えるよう演出しました。小夜ちゃん気分を味わえ!的なw
また、純パラと似たようなアプローチを出すことにより「続編」感を出す狙いもありました。
自分が映画を見に行くところを想像した上で、劇場版の主題歌がTV版と一切関係ないかんじになってしまうのはなんかしっくりこないなと思い、曲を通して続編感を感じられるようなパーツを要所に仕込んだ次第です。
そしてサビ、ここは小夜のもつ内なる闘志的な燃え上がりを意識しつつ、とにかくキャッチーで水樹奈々さんっぽさががっつり出るようなメロを模索しました!ここはもうほんと何度も作り直しました...!結果、水樹さんの歌唱力でなければ歌いこなせないであろうすさまじいメロになってしまいましたw

そんなこんなで、水樹さんらしい歌謡メロを持ちつつリズムアプローチ等にいつもの水樹さんとは違う色を混ぜた、和洋折衷、新旧ごちゃまぜなかんじの楽曲が出来上がっていったわけです。
このブログ見てくださってる方がどれだけいらっしゃるかわかりませんが、そんな狙いや想いが詰まっているということを踏まえた上で楽曲を聴いてみると、また違った楽しみかたが出来るやもしれません。

さて、長くなってしまったので夜桜キャラソンアルバムの話はまた後日書こうと思います!ではでは!


posted by やしきん at 04:44| Comment(2) | 音楽仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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